ダンボール箱サイズの測り方は「長さ」「幅」「高さ(深さ)」になります。
ダンボールが箱状でサイズを測り、3辺(長さ+幅+深さ)の合計数値がダンボールのサイズとなり、例えば長さ40cm、幅30cm、深さ(高さ)30cmのダンボール箱なら100サイズ、
長さ50cm、幅40cm、深さ(高さ)30cmのダンボール箱なら120サイズになります。
ダンボール箱のサイズはメジャーで測る方法が一般的で確実、近年ではスマホを使ったAR定規アプリなどもあります。
iPhoneではiOS12から搭載された標準アプリ「計測」がありますが、メジャーを使って直接測ったほうが確実。集荷を行う運送会社のドライバーは必ずメジャーを持っています。
業務用では高精度で荷物のサイズを自動計測する三辺計測アプリ「Logi measure」が優秀です(ただし有料)
運送会社は箱のサイズで料金を設定しており、サイズが小さいほど料金が安くなります。
「ゆうパック」「ヤマト運輸」「佐川急便」の大手三社は60・80・100・120・140…と20刻みのサイズ規格でよく使われるサイズが80~120サイズです。
ダンボール製造メーカーも規格サイズを中心に様々な形をラインアップしています。
例えばオーダーメイドダンボールや、自分で大きさを調整することで三辺の合計が110cmになった場合の扱いは120サイズ、三辺の合計が104cmでも120サイズになります。
ヤマト運輸の料金表では関東地域→関東地域の100サイズが1610円、120サイズが1850円となり、240円もの価格差です。
本来なら100サイズのダンボール箱で十分入るけど、100サイズが無いから120サイズで緩衝材で隙間を埋めれば…のような梱包は経費を圧迫する原因です。
運送会社を使って品物を発送する場合は適切なサイズのダンボール箱を選ぶことが大切、送料に直結するので個数が多いネット通販事業者・個人事業主は無駄な経費が掛からないようにしましょう。
ダンボール箱のサイズ測定
測定に使う道具として、メジャーや定規、または計測に適した尺度が必要です(メジャーが最も確実)
外寸の測定
ダンボール箱の外側から測定を始めます。長さ、幅、高さの3つの外寸を測ります。次の手順に従って、それぞれの寸法を測定します。
- 長さ (Length): ダンボール箱の底面の一番長い辺を測ります。
- 幅 (Width): ダンボール箱の底面のもう一方の辺を測ります。
- 高さ (Height): ダンボール箱の側面から底面までの高さを測ります。
内寸の測定 (オプション): ダンボール箱の内部サイズも知りたい場合は、箱の厚さを考慮して内寸を測定します。ただし、ダンボールの内寸を測定しても運賃への影響はありません。
内寸を測定するような状況とは、梱包する物の大きさに対してダンボールが適切な大きさであるか?を調べるような時になります。
測定の際はできるだけ正確に行います。メジャーや定規の目盛りをしっかりと読み取り、目視できない細かい部分は推測せずにスムーズな測定を心がけましょう。
注意点
- ダンボール箱の形状が不規則な場合は、なるべく箱の一番大きいと思われる寸法を測定します。
- ダンボール箱のフタやフラップ部分は閉じた状態での測定をおこないます。
これらの手順に従って、正確な測定を行えば、ダンボール箱のサイズを把握することができ、運送会社の料金表と照らし合わせることで性格な運賃が分かります。
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