ストレッチフィルムはダンボールを保護したり、ダンボール箱をまとめたり固定、それ以外でも何かを縛るヒモの代わりとして使える便利なアイテムです。
ストレッチフィルムを使ってダンボールにラップを巻くメリットは大きく、日頃から商品を発送している方や、引っ越しを控えている方は参考にどうぞ。
ストレッチフィルムとは?
ストレッチフィルムはラップの一種で、出荷時や輸送時に商品を固定するためによく使われるものですます。
ストレッチフィルムの使い方はダンボール箱などの周囲に引き伸ばし、その後収縮して固めることで荷崩れを防ぎ、破損などから品物(ダンボール箱)を保護することができます。
ストレッチフィルムを選ぶにあたって重要なポイントは横幅。
大きな幅のストレッチフィルムはパレットに載せたダンボールなどを纏める用途が多く、小さな幅のストレッチフィルムは梱包やヒモ替わりとしても使える非常に便利なアイテムです。
ストレッチフィルムのメリット・デメリット
ストレッチフィルムの使用にはメリットとデメリットがあり、メリットとして以下のようなものがあります。
- 損傷からの保護。ストレッチフィルムは、出荷時や輸送時のダメージからダンボール箱を保護する、ダンボールを纏めるのに役立ちます。
- 湿気や水からの保護。ダンボールにストレッチフィルムを撒くことで雨や湿気などからダンボールを保護する事ができます。
- ダンボール箱を纏めるPPバンドの代わりとして使える
しかし、ストレッチフィルムの使用には、以下のようなデメリットもあります。
- コスト:ストレッチフィルムは、他の種類の包装材に比べて高価。
- 人力の場合は巻く時にけっこう力が必要、力の入れ具合や巻き方にコツがあり、慣れる必要がある。
- ゴミが出てしまう。
ストレッチフィルムの使用方法
大きなダンボールなどをまとめる時のストレッチフィルムの使い方はフィルムの先頭端を荷物の隙間などに差し込み、荷物に沿うようにフィルムを巻いていきます。
1周目は隙間に差し込んだフィルムが外れてしまわないようにあまり力を入れず、2周目以降は引っ張りながら固定巻します。
ストレッチフィルムを使う場合はなるべくケチらずに巻きましょう。
一個単位のダンボールを巻く、ダンボールを纏めるために巻く
片方の手でストレッチフィルムの先を押さえながらあまりテンションを加えずに1周、2周目でストレッチフィルムが重なったぐらいからテンションを加えて(引っ張りながら)もう1周巻きます。
巻く周は3周巻程度で十分、慣れてくると2周半ぐらいでしっかり固定できるようになります。
ダンボール箱をストレッチフィルムでラップ巻きにする場合、数個程度なら素手でも問題ありませんが、大量のダンボールをラップ巻きにする場合は軍手をはめて作業しましょう。
ストレッチフィルムはロール部のテンション(引っ張り加減)を親指で加減しながら使用するため、素手で使用すると親指の皮が剥けてしまったり親指の付け根を切ってしまう場合があります。
まとめ
ストレッチフィルムは、商品をやダンボールを梱包するのに便利なツールですが、必ず必要なわけではありません。また手巻きの場合はコツがあり、慣れる必要もあります。
さらに大きなダンボールを巻く時などはそれなりの作業スペースが必要にもなります。
ガムテープの代わりとして使うのではなく、「ダンボール箱を纏める」「ダンボール箱を保護する」「PPバンドの代わり」のような使い方がベストです。
ストレッチフィルム使用のポイント、おさらい
ダンボールを束ねる際に使用される「ストレッチフィルム」は薄く伸縮性のあるポリエチレンフィルムのことを指します。このフィルムは一般的にロール状になっており、機械的な手段でダンボールや荷物を包み込む際に使用されます。
- 伸縮性: ストレッチフィルムは非常に伸縮性が高いため、荷物やダンボールに巻きつけるときにフィルムが伸び、しっかりと固定されます。この伸縮性により、荷物をしっかりと包み込むことができ、安定性を確保します。
- 透明性: ストレッチフィルムは透明なため、中身が見えるという利点があります。これにより、荷物の中身を確認したり、特定の荷物を識別する際に便利です。
- 使い方: 大きなダンボールをまとめる場合のストレッチフィルムは専用の機械を使って荷物に巻きつけることが一般的です。巻きつける際には、荷物の上から下に向かってフィルムを巻くことが一般的な手順です。巻く際に適度なテンションをかけることで、荷物がしっかりと固定されます。
- 特長: ストレッチフィルムは、荷物をしっかりと固定するだけでなく、防塵や防湿の効果もあります。また、ダンボールなどの梱包資材の安定性を高め、運搬中の荷物の崩れや破損を防ぐのに役立ちます。
- 環境にやさしいタイプ: 環境に配慮したストレッチフィルムも開発されています。リサイクル可能な素材や、バイオベースの素材を使用したエコフレンドリーなストレッチフィルムが普及しています。
注意点として、過度にフィルムを締め付けると荷物が損傷する可能性があるため、適切な巻きつけを心がけることが重要です。
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