ダンボール

軽貨物車は宅配便でよく利用される100サイズのダンボール箱なら60～70箱積むことが可能で、120サイズなら50箱前後になります。積載量は、座席部分より荷物を載せるスペースが広い軽貨物の最大積載量が350kg、軽トラやバンタイプの軽自動車も含めて一律となります。

ストレッチフィルムはダンボールを保護したり、ダンボール箱をまとめたり固定、それ以外でも何かを縛るヒモの代わりとして使える便利なアイテムです。出荷時や輸送時のダメージからダンボール箱を保護、ダンボールを纏める、湿気や水からの保護に有効なアイテムで、多くのダンボールをまとめて荷崩れを防止する目的でも使われています。

海外のダンボールが臭う理由はダンボールの湿気と紙を接着させる材料のデンプンの質や腐敗が原因とされています。輸入貨物として船で到着したダンボールが臭い場合があり、そのような臭うダンボールを使いまわして発送することは止めた方がよいでしょう。

ダンボールには粉塵や花粉などが付着している場合があり、アレルギー体質の方はこれらに触れることで蕁麻疹が出てしまう傾向があります。ダンボールは組み立て・畳むだけでもカスやホコリがダンボールから出てしまうものなので、多くのダンボールを扱う場合はマスクと軍手は必須の装備です。できれば怪我を防ぐためにも長袖・長ズボンを着用して、風通しの良い場所で作業する、適度に換気を行いましょう。

「段ボール」「ダンボール」のどちらでも通じるので両方ともOKが現状です。ダンボールを扱う業界では主に「段ボール」と表記しています。

ダンボールをスタックラダーとして使う場合は、そのまま敷くと滑ってしまうので、少しでも雪面に噛ませるために爪を作り、雪面に突き刺すことで、ダンボールをそのまま雪面に敷くよりも多少滑りにくくなります。ダンボールとタイヤの間でスリップするような状況になってしまっていたら、諦めてフロアマットか毛布を敷いて脱出を試みる方が無難です。

自転車をダンボール箱で発送する場合は、運送会社によって送る箱のサイズ上限があることが一つ、例えばヤマト運輸なら200サイズ（重量30kgまで）対応なので、200サイズの箱に収まるようにタイヤやハンドル等のパーツを外して自転車をバラす（分解）作業があります。ただし電動アシスト自転車・電動自転車（フル電動自転車）などは、小型車両の扱いになるので航空便での発送が不可。

郵便局で購入できるダンボール箱は４種類あります。その他に配送で使える袋や三角形の箱などもあり、これらを郵便局で無料でもらうことはできません。郵便局にある梱包用のダンボール箱・袋は「商品」です。

板ダンボール（板段ボール・ダンボール板・板ダン・板段）とは、通常のダンボール箱のような箱形状になるカットや張り合わせがされているものではなく、一枚の板状になっているダンボールのことです。用途はダンボール箱の底板、間仕切り、強度UP、工作の素材、キャンパスにしてアート作品を作るなど、多目的に使われています。