軽貨物車とは、軽トラックや軽バンと呼ばれる軽商用車のこと、小回りが利いて多くの荷物を運ぶことができる車として運送業界では必須の車両です。
そんな軽貨物車にダンボールは何箱積めるのか?
軽貨物車は宅配便でよく利用される100サイズのダンボール箱なら60~70箱積むことが可能で、120サイズなら50箱前後になります。
積載量は、座席部分より荷物を載せるスペースが広い軽貨物の最大積載量が350kg、軽トラやバンタイプの軽自動車も含めて一律となります。
軽自動車に比べて軽自動車税は自家用が1万800円、営業用が6900円ですが、軽貨物車は自家用が5000円、営業用が3800円。
また車検の有効期間は初回のみ軽乗用車の3年間に対し軽貨物車は2年間、車検の有効期間は、初回のみ軽乗用車の3年間に対し軽貨物車は2年間、2回目以降はどちらも2年間といった違いがあります。
登録車の場合は2回目以降の車検有効期間が乗用車は2年間なのに対し貨物車は1年間となっています。
人気が高まっている軽商用バンはホンダの「N-VAN」
「N-VAN」は、軽乗用車の「N-BOX」をベースにしてボディや室内の設計が大幅に変更された4ナンバーの軽貨物車に分類されるものです。
その他の人気車両はスズキのエブリィシリーズやダイハツのハイゼットカーゴシリーズなど。
エブリィやハイゼットに比べて価格が高いN-VANが人気の理由は大ヒットしたN-BOXベースであることが一つ、もう一つは乗用車っぽい雰囲気の顔(エクステリア)が挙げられています。
また助手席側のセンターピラーを廃したドアインピラー構造により積み下ろし作業における使い勝手の向上や、競合車よりも燃費が良いといった部分で価格が高くても人気が高まっている理由になります。
N-VANの基本紹介
ホンダのN-VANは、2018年7月に発売されたバンタイプの軽自動車です。
N-VANは、ホンダの人気シリーズ「N」の4番目のモデルとして登場しており、その先進的なデザインと実用性で多くの注目を集めています。N-VANは、ホンダの特許技術である「センタータンクレイアウト」を採用しており、室内の低床化によって使い勝手や居住性が大幅に向上しています。
N-VANの特徴と快適な室内空間
N-VANの大きな特徴は、センタータンクレイアウトによる室内の低床化です。これにより、荷室の容量が広がるだけでなく、乗員の快適性も向上しています。
また、燃料タンクの前席下への配置により、運転席と助手席の座り心地も良く、長時間の運転でも疲れにくい設計となっています。
経済性に優れた車検と税金
N-VANは、4ナンバーの軽貨物自動車に分類されるため、初回の車検は新車購入時から2年後に行われます。その後は2年ごとの車検となるため、車検代が比較的抑えられる点が魅力です。さらに、軽自動車税(種別割)も他の一般的な貨物車に比べて割安であるため、ランニングコストを低く抑えることができます。
実際に乗った人の口コミと評価
N-VANを実際に所有している人々の口コミや評価も気になるところ、ユーザーの声からは、N-VANの使い勝手の良さや経済性に対する高い評価が見られます。また、都市部での利用に適しているという意見もあり、ビジネス用途からプライベートまで幅広いニーズに対応している評価が多くみられます。
競合車種との比較
N-VANの競合車種として、他メーカーの軽商用バンを挙げて比較してみましょう。価格やスペース、燃費、機能など、各車種の特長を把握することで、自分に最適な軽商用バンを見つける手助けとなるでしょう。
スズキ エブリィワゴン
- ホンダN-VANと比べて価格がリーズナブルで経済的。
- コンパクトなサイズで、都市部での運転や駐車がしやすい。
- 軽自動車ながら十分な積載能力を持っており、軽い荷物の移動に適している。
日産 NV100クリッパー
- 燃費が良く経済性に優れる。
- ホンダN-VANと同様にセンタータンクレイアウトを採用しており、室内空間が広い。
- 美しいデザインと多彩なカラーバリエーションが魅力的。
ダイハツ ハイゼットカーゴ
- ホンダN-VANよりもコンパクトなサイズで、狭い路地でも運転しやすい。
- 車体重量が軽いため、燃費が良く経済的。
- プロ仕様のバリエーションが多く、商用車としての選択肢が豊富。
これらの競合車種は、それぞれ独自の特徴を持っており、用途や予算に応じて選ぶことが重要です。ホンダN-VANはセンタータンクレイアウトによる室内の低床化や使い勝手の良さが魅力的であり、都市部での使用や荷物の積載に優れた軽商用バンとして人気です。競合車種と比較検討することで、最適な商用バンを見つけることができるでしょう。
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