包装以外で使えるダンボールの活用方法

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品物の発送などに欠かせない梱包箱「ダンボール」は包装以外にも使える便利な素材なのをご存じでしょうか?

今回は、ダンボールの他の活用方法についていくつかご紹介、ダンボールは断熱材、緩衝材、工作にも使える便利な素材です。

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ダンボールの断熱効果

ダンボールは空気の層ができる構造なので、例えば窓に貼るだけでも断熱効果があります。

室内でのエアコンをより効率的に効かせたい時など窓にダンボールを貼ることは有効とされていますが、実際はダンボールをそのまま窓に貼り付けて放置といったわけにはいきません。

結露の問題

ダンボールを窓に貼ることで得られる断熱効果は冬は暖かく、夏は涼しく過ごすのに効果的な反面、結露の問題があります。

結露対策としてダンボールを使うことが有効でありつつも、結露でダンボールがふやけてしまうといった問題が同時に起こるのがダンボールの窓ガラス貼りです。

ダンボールは繊維同士で水素結合していますが水につけるとバラバラになるもの、あえて結露の水分をダンボールに含ませて捨てる・交換するといった使い方が一つ、

もう一つはダンボールをストレッチフィルムなどでラップ巻きにしてから窓に貼るといった方法がありますが、それなら最初から窓用の断熱シートを貼った方が手っ取り早いのです。

窓に貼ったダンボールは放置しない

窓に貼ったダンボールが結露により含水率が高まると、嫌なニオイの原因となるカビや雑菌が繁殖してしまいます。

結露対策で貼るダンボールなら交換は必須、断熱効果を期待して窓に貼るダンボールでも交換が必須。

とくに夏場はクーラー使用による外との温度差により、窓の内側に結露ができる内部結露を考えると窓に貼ったダンボールの放置はやめたほうがよいです。

ダンボールのクッション性を利用して台風対策

ダンボールはその優れたクッション性により、輸送時に壊れやすいものを保護するためにも使用されるほど便利な素材です。

そのクッション性を利用して、台風時の窓ガラス割れ対策としても有効な素材となり、過去には東京都内へ大型台風が直撃する前のテレビニュースなどでも大々的に紹介されました。

窓ガラスの外と内側、どちらに貼る?

台風による窓ガラス対策としてダンボールを貼る場合は内側と外側のどちらが良いのか?

この答えは「外と内の両面に貼る」が正解になりますが、前述の通りダンボールは水に弱い素材です。雨風を伴う台風の場合、窓ガラスの外側は水でふやけて強度が低下、風でめくれて剥がれてしまう可能性があります。

窓ガラスの内側に貼られたダンボールは、台風で飛ばされた物が窓ガラスに当たり割れた時にガラスの飛散を防ぐ効果があります。

ダンボールを窓ガラスに貼るテープについて

一般的なガムテープ(クラフトテープ)は糊がガラスに残り、剥がす時が大変です。台風が過ぎたらすぐに剥がせばマシですが、放置すると固着して酷い状況になってしまうことも。

もしそのような状態になってしまったらシール剥がし剤などを使うしかありません。

また何らかのフィルム(割れ防止・遮光フィルムなど)が貼り付けられているガラスにガムテープを貼ってしまったらアウト、フィルムが貼られた状態で固着したガムテープを剥がすのは困難です。

その他、粘着力と強度が強い透明なOPPテープもガラスには使わない方がよいです。

養生テープがベスト

台風対策に限らず、窓ガラスにダンボールを貼り付ける時のテープは養生テープがベストです。

養生テープとは、養生をするためのシートや布などを固定するために使うテープのこと。剥がすことを前提としているテープなので粘着力が弱く糊が残りにくい特徴があります。

養生テープ
養生テープ

ただし養生テープも貼り付けたまま放置すると、ガラスに付いた糊が固着して取れなくなる、養生テープそのものが乾燥して柔軟性がなくなり剥がしにくくなります。

とくに屋外で貼り付けに使った養生テープは温度や湿度といった環境により劣化が早いので、台風対策で窓ガラスに養生テープを使う場合は、台風が過ぎたら早めに剥がしましょう。

ダンボール工作に使える

ダンボールはさまざまな工作に使える万能素材、カッターや接着剤を使いダンボールを加工する「ダンボール工作」といったジャンルがあるほどです。

ダンボール工作の素晴らしさ:クリエイティビティを刺激する再利用の楽しみ

ダンボールは、私たちの生活に欠かせない包装材料ですが、使い終わった後にただ捨てるだけではもったいない!実は、ダンボールはクリエイティビティを刺激し、楽しく教育的な活動を提供する素晴らしい再利用アイテムなのです。ここでは、ダンボール工作のメリットをいくつかご紹介します。

  1. 環境への配慮:ダンボールはリサイクル可能な素材であり、再利用することで廃棄物の量を減らすことができます。家庭や学校でダンボールを工作素材として活用することで、環境に対する配慮を身近なところで実践できるのです。
  2. 手軽な入手とコスト削減:ダンボールは身の回りに簡単に見つけることができ、お金をかけずに創造的なアイデアを形にできるので、家計にもやさしい工作素材といえるでしょう。
  3. 子供たちの創造力と学習の促進:ダンボール工作は子供たちの創造力を刺激し、自分のアイデアを実現する楽しさを味わわせます。手を動かすことで空間認識や物理的な理解が高まり、知識を実践的に学ぶことができます。
  4. 家族や友人とのコミュニケーション:ダンボール工作は家族や友人と一緒に楽しむことができるアクティビティです。共同でアイデアを出し合い一緒に創作することで、コミュニケーション能力が向上し、絆が深まることでしょう。
  5. リラックス効果:手作業はストレスを軽減する効果があります。ダンボール工作は集中力を高め、創造的な活動に没頭することで日々の煩わしさを忘れる良い方法です。
  6. 自己表現の機会:ダンボールは柔軟な素材であり、絵を描いたり、装飾したりすることで自己表現の機会を提供します。自分だけのオリジナルな作品を作ることができるので、個性を発揮する手段としても重要です。

ダンボール工作は、再利用のアイデアを通じて環境に優しいクリエイティブな活動を楽しむことができる素晴らしい方法です。家族や友人との共同作業や子供たちの学習の促進にも役立つため、ぜひ身近なダンボールを有効活用してみてください。

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